知らなければ、始まらない。山本日本語学校が教室を出て伝えること

山本日本語学校カンボジア 学校説明会の様子

日本語を学ぶという選択肢は、知らなければ選べません。山本日本語学校カンボジアが毎期おこなう学校説明会は、スタッフが地域の学校へ出向き、日本語教育という道があることを直接伝えていく場です。

2026年4月、シェムリアップ近郊の教室で開かれた説明会には、多くの若者が集まりました。

無償で学べる、という仕組み

山本日本語学校では、授業料・寮費を無償で提供しています。経済的な理由で学ぶ機会を諦めることがないよう、この仕組みは学校の根幹に据えられています。

説明会で配られたフライヤーには、授業時間やコースの詳細、応募方法などがまとめられていました。

教室を出て、若者のもとへ

説明会は、山本日本語学校の施設内ではなく、地域の学校の教室をお借りして開催されました。すでに高校などに在籍している若者に直接アプローチする形を取ることで、日本語教育の存在を幅広く届けることができます。

会場となった教室には、制服姿の若者たちがほぼ席を埋める形で集まりました。スタッフがパンフレットを手に説明を進めるなか、参加者たちは静かに耳を傾け、資料に目を落としていました。

2026年6月コースの入学受付

山本日本語学校への入学は年2回、6月と12月に受け付けています。現在受付中の6月コースへの入学をご検討の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

入学時期年2回(6月・12月)
コース期間初級Ⅰより最大2年間
費用授業料・寮費 無償
受付中2026年6月入学コース
お問い合わせお問い合わせフォーム

カリキュラムの流れ――最大2年間でN2まで

山本日本語学校のカリキュラムは、初級から中級まで段階的に設計されています。最初の6ヶ月は「初級Ⅰ」として、クメール語話者の講師が日本語の基礎を丁寧に教えます。母語で学べる環境を用意することで、ゼロから始める学生でも無理なく日本語に慣れていくことができます。

その後は「初級Ⅱ」に進み、クメール語・日本語両方を話せる講師のもとで学習が深まります。1年目の終わりには日本語能力試験N4レベルの習得を目標とします。

2年目は日本人講師による「中級Ⅰ・中級Ⅱ」へと進み、N2レベルの日本語力を目指します。各段階に進級試験があり、着実なステップアップを確認しながら学びを進める仕組みです。

1年目(初級コース・N4相当)2年目(中級コース・N2相当)
コース初級Ⅰ(6ヶ月)→ 進級試験 → 初級Ⅱ → 進級試験中級Ⅰ → 進級試験 → 中級Ⅱ → 卒業試験
講師クメール語話者の講師(→ クメール語・日本語両対応講師)日本人講師
目標日本語能力試験 N4日本語能力試験 N2

N2取得者への日本留学プログラム

2年間の課程を修了し、N2を取得した学生を対象に、日本への3年間留学プログラムが設けられています。選抜された年間2名が、費用を無償で支援されながら日本で学ぶ機会を得られます。このプログラムは、日本の企業エコリング社の支援によって成り立っています。

2026年4月には、第1期生として2名の学生がすでに日本への留学を開始しました。このプログラムは、山本日本語学校が大切にしてきた「学ぶ機会を経済的な理由で失わせない」という方針を、卒業後にも引き継ぐ取り組みです。


学びを支援する

山本日本語学校では、学生たちが安心して学び続けられるよう、授業料・寮費を無償で提供しています。
教材費、寮の運営、日々の学習環境の維持など、活動継続のためのご支援をお願いいたします。